自作工具で下玉押しのインストール！

いやはや、今日も天気悪かったですね。今日は私は休日出勤でどちらにしろ乗れませんでした。私は某外資でコンピュータのセキュリティを専門分野として働いているのですが、今週は
・マイクロソフトの月例パッチのリリース（今月は本緊急性の高いパッチは１件(MS12-027）
・アドビ　リーダー・アクロバットのパッチ(APSB12-08)
・Sambaのrootでのリモート操作につながるパッチ

がリリースされています。どちらも攻撃の可能性が高い脆弱性ですので、できるだけ早い適用をお勧めします。なお、前者はすでに攻撃用のコードが一部で確認されており、悪用が広まる可能性が十分に予想される事から気をつけてください。なお、今月からアドビのソフトの更新版のリリースは四半期からマイクロソフトのリリース（第２火曜日）と同じ日に変更になっています。

さてさて、本題、フォークを購入して、下玉押しのインストールまで行った顛末です。

Cotic、実は密かにフォークを入手しています。当初サンツアーにしようとしたのですが、１２年モデルは５月になってから、ということを聞いて、それじゃぁ…ということでそうそうに諦めてRockshoxの150mmトラベルのサスに。名前は忘れました（笑）

実はROCKSHOXは初めて。今まではMANITOU(Answer初代）→Halson Designs(これ、激レア。エラストマーの倒立サスペンションです）→TANGE LT→WhitePower→MANITOU(Mach1 SX)→MANITOU(なんだっけ/笑）というサスペンション遍歴、なぜかロックショックスは使わなかった。。。

一つ、当時はオイルのショックはオイル漏れのトラブルが多く、エラストマーの方が都合が良かったから、という事もあります。

で、最近はROCKSHOXも嬉しいことに台湾製（私、基本アメリカ製は信じません。いやーアメリカ資本の会社で働けばよーくわかりますよ）。ということで、じゃぁROCKSHOXにしてみようか、ということで某所で12年モデルをすでにセールしていたのを見つけて購入しました。

が、自分で勝手に買ってきたなら装着もDo It Yourself。Own Risksな訳です。

ということでそんなフォークで一番の難関は下玉押しの圧入作業です。
BMXの時はそれはそれはもういい加減で（でも実はマウンテンよりももっとBMXはシビアに組まないとならんのよ。バースピンに影響するからね）下玉押しはマイナスドライバーで上からかちこんでやればOK！とやっていたのですが、今回買ったWOODMANのヘッドはシールド。面倒な展開です。

余談ですが、下玉押しなんてショップでさえ以前はホーザンのスライディングハンマーで強引に打ち込んでいたのですが 、ベアリングと玉押しが一体化されると恐れ多くてできないですよね。

ということで、今回は圧入工具を自作してトライ。

こんな道具達です。
・塩ビ管（内径30mm)＋キャップ
・ステ菅よりもながいボルト（大工さんが家作るときに使うアンカーボルト）
・ワッシャー（アンカーにつかう、広めのワッシャーと、ゴム台座がついているワッシャー ）
あとはドリルや、スパナ、ハンドソー（のこぎり）

工具抜きで材料代はトータル４００円くらいでした。

じゃ、これらを組み立てましょう。まず、塩ビ管を適当な長さに適当に切ってキャップをハメます。

こんな感じですね。キャップ、結構重要です。なぜかというと、塩ビ管を切るのは簡単ではなく…直線が出ない！…いや面倒だから…ザクっと塩ビ管を切って、切った面に既製のキャップをハメればほら！面が平にでるでしょ。

次にキャップの中心に穴をあけます。キャップには成型時になんとなく中心にバリがついているので中心はなんとなくわかります。精度？いや、そんなに重要ではない。

で、これをフォークのステ菅に組み込みます。下はゴム付きワッシャを使います。

で上はこれまたワッシャとナットをかまします。

で、この状態で上と下のナットを締めこんでいけば、ほら！

じゃじゃーん、入った！
ね、簡単なモンです。

正直、この方法だと塩ビ管を切る精度は必要は無い。下玉押しに当たる面は既製品の面を使用するので、それなりに精度は出ている。そもそもこんなところ、スライディングハンマーでぶちこむ程度の精度ですから、そもそも精度なんて知れています。
＃正直、スライディングハンマーよりも全然こっちのほうが精度出るでしょ。
＃スライディングハンマー、ホーザンのなんてあんなので5000円以上しますから。

 以上！次はコラムのカットとスタファンの挿入だね。後者大変なんだよね・・・