New!! Cotic FAQ集

最近、Coticで検索されてここにたどり着かれる方が多い、かつ質問を受けることが多いので、FAQ的なモノを作ってみました。オフィシャルではないですので突っ込み所あっても許してください。残念ながらCoticに乗っている人が回りではほぼ居ない状況(数人は存じておりますが)ながら乗っていると色々聞かれることが多い今日この頃です。よかったら参考にしてみてください。
Cotic Q&A

Q1:Coticってどこのブランド?
 イギリスのSheffield(トレイルが有名ですね)のブランドです。製造は台湾です。創業は2002年、現在もラインナップに存在するSoulがスタートです。ちなみに主に表に出てくるCyさんが社長さん。通販の時に対応してくれるのがPaulさんです。

Q2:Coticのバイクのコンセプト、特徴は?
 一言でいうと「鉄」です。Coticのフレームはこれまで、一部(最近まであったSoda:チタン、とRocketの前のフルサスモデル)以外は、スチールです。パイプは基本、レイノルズを使っています。
コンセプトについてはホームページのaboutに書かれているこの一文が一番よく表しているのではないでしょうか?
 It all started in 2002 with the Soul - our now legendary long travel trail hardtail - which Cy wanted to be a strong, light, fun, durable steel hardtail which could use long forks, big tyres and proper brakes.
また、この一文からもRiders own companyと言えるのではないかと思います。ちなみに別にアルミやカーボンが嫌いなわけではないようなのですが、最良の選択として鉄だった、という事です。だからといって乗り手を選んだり、そういったバイクでは無いと思います。

Q3:ラインナップは?
 ホームページのとおりです。26er MTBがRocket / Soul / BFe、29erがSolaris / Simple(Single Speed)、シクロクロス・グラベルグラインダーのX / ROADARTのラインです。

Q4:26er乗りだけど、SoulとBFeの住み分けは??
 これは僕の勝手な解釈ですが、XC/4XにはSoul、4X/DHにはBFeがお勧めです。SoulとBFeの一番の違いは想定されるサスのストロークに違いがあります。100~140mmのストロークのサスであればSoulを、100mm~160mmのストロークのサスを選ぶのであればBFeでしょう。かぶっている領域は好みで選べば良いのではないでしょうか。SoulとBFeは使っているパイプが違う!という事を声高に言う方もいらっしゃると思いますが・・・あえてそこに触れるなら、フレームの重量に差があります。Soulは1.8~1.9kg、BFeは2.4kgくらいあります。
 そういった細かい違いだとISGタブのあり(BFe)、なし(Soul)の違い、サイズのLineUpの違い(SoulにはXSがあるものの、BFeにはXSはない)があります。4Xであればある程度サイズの小さい事を望まれるかもしれません。そういった場合はXSがあるSoulがお勧めです。

Q5:競合するブランドは??
 競合という言葉が正しいかは別として、私自身はStanton Bikesと悩みました。RagleyやPipedream、Genesisなんかも競合です。どのブランドも似たような製品を抱えていますので検討してみてもいいかもしれませんね。私自身はフレームのデザイン、モノステーが好きなので、Coticに決定した次第です。

Q6:品質は?
 台湾製ということもありますが、かなり精度は良いです。ISGタブも私のロットは平行についていました。ただし、BBやヘッドについてはタップをかけてあげた方が良いかもですね(ここではタップをかけるの是非は語りません)。BBは手ではまったく入りませんでした。塗装の品質もかなり良く、ちょっとやそっとでは割れや剥がれは発生しません。ちなみにフレームのロゴはすべてステッカーです。これはaboutにも書かれていますが、汚くなったら注文して張り替えてね、の意味が込められています。

Q7:フレームの付属品は?
 製品によって違うと思いますが、BFeであればネオプレーン製のチェーンステーガードと、油圧ディスクのオイルライン用の留め具(プラスティック製)になります(2012年)。

Q7:日本からの購入は?
 一応、日本での代理店はあります。が、情報はあまり発信されておらず・・・悔しい。残念ながらCoticの掲げているコンセプトはほとんど理解されていない状況です。私はこの代理店がCoticの取り扱いを止めている時直接、Coticから購入しました。。。ということで、Coticから直で購入することが可能です(正式にアナウンスされています)。当然UKの会社ですので、英語です。ある程度の英語力は必要です。英語にまったく自信がない場合はお勧めしません。言葉が通じなくてお互い嫌な思いをするのは良くないですし。とはいえ、Coticは丁寧に対応をしてくれるので、英語ができるのであれば安心して購入はできるのではないでしょうか。

 購入はホームページの各製品にある[ORDER]ボタンからサクっと買えま。。。うのはお勧めしません。
ここで。。。何点か注意点があります。
  1. 日本からのオーダーについてはVAT(通称:贅沢税)は抜いてくれます(一安心)。
  2. ホームページ上の価格はUKのMainland内の送料が込みの価格です。よって実は、日本の価格はホームページ上の価格よりもだいぶ安くなります。
  3. 上記故に、必ず、Orderをする前に「必ず」見積もりを取ってください。
  4. 支払いはPayPalです。カードもできますが、通常、海外との取引はPayPalが使われますし、そちらのほうが安心です。
送料についても見積もり時にCoticの担当(たぶんPaulさん)に聞いてみてください。ちなみに、私が注文した際には複数本(実はBFeを4本)のフレームを注文する予定でしたが、ひとつの箱に2本入るとの事で、2本のフレームなら、1本分の送料で送ってくれます。もっとも、種類が異なる(BFeとRocketみたいな)と扱いは異なる可能性があります。ちなみに私のときは1本で送料は100ポンドでした。

Q8:注文してからどれくらいで来るの
 発送にはEMSを使っています。よってトラッキング(荷物の状況を把握する)ができます。おおむね5日くらいで届くようです。良い時代になりましたね。

Q9:保障は?(日本代理店は除く)
 Web上の各モデルのWarrantyに書かれています。なんとなく訳すると、オリジナルオーナーの利用につき2年以内に全額保障、3~4年以内には半額保障です。当然、改造されれば保障の対象外です。保障の適用範囲内であれば、返品の送料は最大10ポンドまで保証されます。保障はフレームのみが対象であり、コンポは対象外。シートポストのMinimum Inserrtは100mmを確保してください。また、各フレームで推奨されている範囲を逸脱するトラベル量のサスペンションを使用した場合、保証の対象外になります。フレームにサスペンションが付属する場合、当該サスペンションについてはその保証の対象外となります。
※なお、この保障はCoticの保障であり、日本の代理店の保障とは異なると思われます。

Q10:フレームの予備品の購入は?
 ディレーラーハンガーとステッカーはオーダー可です。

(2013/4/2新規作成)