2012年7月11日水曜日

子供にどうやって自転車の乗り方を教えるのがいいのか?

ちょっと調子にのって本日2回目。

最近、こどもにどうやって自転車の乗り方を教えてる?と近所から聞かれることが多いです。我が家は子供3人いるけど、基本、2歳から補助なし。前もポストしたけど

子供用の自転車、子供用自転車の自転車選び
http://justrideanything.blogspot.jp/2012/05/blog-post_07.html

我が家はストライダー(ランニングバイク)と三輪車でデビューです。

細かい事は置いておいて、結構な単純な話…競技で自転車やってたら当然の話を書きます。

「自転車のバランスってどうやって取ってる?」

その一言につきると思います。
当然、車輪が回転することによるジャイロの効果で安定していることはもちろんなんだけど(煩方向け:キャスター角もね/笑)、能動的にバランスをとっているのってハンドルを切る事なんだよね。ハンドルを固定して自転車に乗ってみたらよく分かると思います。

 ということでやっちゃダメな事



「親が自転車の車体をもって補助すること」

よく自転車の練習をさせている親御さんが、リアのキャリアとハンドルをもって子供の自転車と並走して練習をさせているのを見かけるんだけど、これ、バランスを取るためには最悪な事をしているわけです。子供がバランスをとろうとする本能をジャマしている以外の何者でもないわけ。リアのキャリアを握りしめて支えるのも似たような物。これやっているとなかなか上手くならない。せめてそっと手を添える程度でしょ。

 そして

「子供の体にあった自転車を選ぶこと。」

 これは先日ポストしたネタにも書いたけど、子供用の自転車は12インチ〜あります。
恐らく90cmくらいの身長になると12インチの自転車にまたいでサドルに腰掛けても脚がつくようになると思います。ここで脚がつかないなら、時期尚早と思っていただいて結構です。

「脚がつかない」というとこで、子供用自転車ならではの問題が一つあります。

子供用の自転車って極端にフレームが小さいんです。
専門的な言い方をするとスタンドオーバーハイトを確保するためにフレームを小さくしてたりします。フレームが小さいと結局、シートチューブも短くなるんだよね。

が・・・コスト削減の影響か・・・シートピラー(椅子がついてる棒ね)は大人用の物、汎用品をつかっているケースが多くあります。つまり、長い。短いシートチューブに長いシートピラーを挿入すればどうなるか・・・そう、シートがマックス下まで下がらないんです。これは僕がかったスペシャライズドの子供車も、先日買ったGTの子供車も共通してあった問題。じゃどうする?

シートピラーをパイプカッターで切って短くします。

 これで解決できたりするものです。

ブレーキは前のポストでも書いたけど、子供車には絶対、「コースターブレーキ」です。
手のブレーキでは自転車を止められません(2〜4歳くらい)。

自転車のチューニングはこれくらい。ここまでやればあとは練習するだけ。じゃぁどうやって練習する子供の体を支えるのか。こけちゃうもんね、心配だもんね。

結論。

「親が片手で首の付け根の肩の部分をそっと持って支える」

当然、猫掴むみたいに首つかんじゃだめだよ(笑)。あくまで片手で、そっと、首の付け根(肩)の部分を持ってあげる。

これだと、子供は首から下は自由に動けるし、頭も動かせる。頭を動かすこと、これもバランスをとる一つの行為だから。体が動かせれば、バランスも取れるようになるよ。

そしてなにより、転びそうになったとき、瞬間的に体を支えて護ってあげられる。
そう、親が体に初めから触れているからね。そして、自分が初めて自転車に乗ったとき、もしかして言ってませんでした?

「自転車持っててね」

体を支えていれば、触れていればそんな不信感は子供は抱かないから。
そしてそっと、後ろから押してみなー。
お試しアレ。

会社帰りの電車からのポストでした。そろそろ駅につくので今日はこれくらいに。
相変わらず写真なくてごめんなさい。そのうちこれ編集して実際の写真を載せますね。

ご質問あれば、ぜひ、お答えします。













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